洗面台のタイプ
2020年11月18日 18時10分
例えば、ちょっとお洒落なデザインの外国製の洗面ボウルを見つけたとしましょう。
それに個性的な水栓を組み合わせてみましょう。
それだけで、洗面台はできあがります。これを洗面所の中に組み込まなければなりません。
すると、小物類を収納できる機能を持たせて洗面化粧台が欲しくなるのです。
洗面台・洗面化粧台のタイプは会社毎にいろいろなシリーズの名前が付けられています。
ネーミングはいろいろですが大きくふたつのタイプでしょう。
・ユニットタイプ……据え置きタイプ・洗面ボウルタイプ
・システムタイプ……一般的にカウンタータイプと呼ばれる
ユニットタイプは狭いスペースにも対応できます。予算も安いですから一般的なタイプと言えるでしょう。
一方のシステムタイプは高級感があります。
このふたつを、ちょっと詳しく説明しておきましょう。
ユニットタイプ
洗面ボウルを組み込んだアンダーキャビネットに、ミラーつきの収納キャビネットを一体化させて組み合わせたタイプ。まるでユニットバスみたいなイメージです。
手頃な料金価格で間口のサイズも60センチ・75センチ・90センチ・120センチと細かくサイズ展開があり、バリエーションが豊かです。
水はねがしにくくなるデザインが多いですし、ちょっとした小物を手洗いできるように、大型なボウルのデザインが主流になっています。
朝シャンに対応してシャワーヘッドがついてある物も普及しています。
デザイン展開として、ボウルの下に足が入るようなスペースがあって座って使えるものや、
アンダーキャビネット部分に電気温水器を組み込んでいるタイプも人気です。
機能やデザインのバリエーションが豊富ですから、空間プランにあわせて自由にコーディネイトできるのでお好きなように構築できるのが楽しみです。
システムタイプ
カウンタータイプとも呼ばれ、洗面ボウルと水栓カウンターのパーツは自由に組み合わせることが可能。足元をオープンにできますし、キャビネットにすることもできます。
人造大理石を使って高級感のあるカウンターにするとお洒落です。1ミリピッチで自由にオーダーできる会社もあります。
デザインや機能美にこだわる人はインテリアとして考えるでしょう。ハイグレードなタイプも選べるのです。